パアアアアア
ライム「どうも、セイバーのクラスで現界したアーサー・ペンドラゴンです!」
ぐだ男「え、アーサー王? それならここに……」
アルトリア「誰ですかあなた」モッキュモッキュ
ライム「おやおや、あなたがアーサーでしたか。ですが私は別のアーサー、アーサーは複数いたのです!」
アルトリア「……なるほど。だがアーサーであれば、しかもそれがセイバーであったなら――」
ライム「なんでしょうか?」
アルトリア「聖剣を見せろ。どの並行世界上であったとしてもそれだけは保有しているはずだ」
アイム「……お見事、私はアーサー王ではありません。試させていただいたのです!」
ぐだ男「そうだったのかー」
アルトリア「私の直感が訴えています。こいつは嘘吐きだと」
清姫「嘘吐き……?」
アイム「む、誰ですかあなたは?」
ぐだ男「清姫だよ。特徴は嘘が大嫌い」
アイム「……清姫……あの安珍物語の少女でしたか」
清姫「嘘吐き……燃やさないと」
アイム「待ちなさい。私は嘘吐きではありません」
清姫「それは本当ですか?」
アイム「ええ、そうですとも。私は嘘など吐いた事がありません」
アルトリア「ついさっき嘘を吐いてました」
清姫「まあ……どちらが本当なのでしょう」
アルトリア「は……? 私は騎士です。嘘は吐けません」
清姫「ではそちらの……」
アイム「アイムです。アイム・ライアード。実は私も騎士、嘘は吐けません」
清姫「アイムさんもアルトリアさんも騎士だから嘘が吐けない……けれどアルトリアさんはアイムさんが嘘吐きと」
清姫「それが本当ならアイムさんを、それが嘘だったなら……アルトリアさんを燃やさなければなりません」
アルトリア「え?」
ぐだ男「面白いことになってきたね」
アルトリア「呑気な事を言わないでほしい。私の身に危機が迫っているのです」
アイム「ちなみに私は安珍の生まれ変わりです」
清姫「そんな……なら、やはりアルトリアさんが嘘吐き……?」
アルトリア「まま、待ってほしい。そのですね……」
清姫「そこまでですアルトリアさん。まさか騎士王の貴女が嘘を吐くなんて……」
アルトリア「マスター! 助けてください!!」
ぐだ男「あー、待ってくれ清姫」
清姫「どうしたのでしょう、マスター。邪魔をしてはアルトリアさんが燃やせません」
ぐだ男「アイムが今、自分を生まれ変わりって言ったけどさ」
清姫「はい」
ぐだ男「生まれ変わりって俺じゃなかった?」
清姫「……!?」
ぐだ男「それと俺が証人になるけどアルトリアは本当のことを言ってる。アイムが嘘吐きだ」
清姫「そうですか……アルトリアさんを疑い悪い事をしてしまいました」
アイム「信じてもよろしいのですか! マスターも嘘を吐いている、その可能性だってあるのですよ?」
清姫「マスターを信じれなければ、もう誰も信じる事が出来ない……」
アイム「っ……そうだ。実は私があなたのマスター。アイツは偽物なのです!」
清姫「ああ……なんと白々しいのでしょう。とても悲しい」
アイム「ああああああ! 実は嘘を吐いていた事が嘘だったのです。そしてこれも嘘! 嘘嘘嘘嘘嘘、全てが嘘!」
清姫「見苦しい……もう燃やしてしまいましょう」
アイム「がああああ!! 来いアリエティス!! 返り討ちにしてやるうううう!」ピョン
アリエティス『あはははは! 死ねええ!!』
清姫「大きい、ですがそれだけでは無力です」
清姫「転身――火生三昧!!」
大蛇「◼︎◼︎◼︎――!!!」
アリエティス『は……はは……は?』
大蛇『この息吹、大嘘吐きの全てを焼き尽くしましょう。燃えなさい』
ゴオオオォォォォォォオオ!!
アリエティス『あfイキかrhじbfdyjbzsきああああああ!!??」
ドオオオオオン
ぐだ男「大破したね」
アルトリア「あの……良かったんですか? 聖晶石使って呼び出したサーヴァントだったんですよ?」
ぐだ男「いいよ。アイツがいると内部崩壊しそうだし」
シュンシュンシュンシュン
清姫「大嘘吐き退治、完了致しました」
ぐだ男「お疲れさm」
アイム「まだ死んでいませんよ?」
清姫「っ……そんな」
アイム「残念ですが、私の宝具は先ほどのアリエティス。そして――全てを嘘へ変える力(スフィア)を持っている」
アルトリア「そんな……それでは殺せない!」
アイム「その通り! 私は不死身にして無敵なのです!」
ぐだ男「アルテラ、かもん」
アルテラ「どうしたマスター。文明か? 文明なのか?」
ぐだ男「ああ、あのオッサンのスフィアは悪い文明だ」
アイム「誰がオッサンか!?」
アルテラ「了解だマスター。そのスフィアを粉砕する――軍神の剣(フォトン・レイ)!!」
キラキラキラキラキラ
アイム「これはデジャブ! 月光蝶かー!? ぐああああああああ!!」
ぐだ男「今度こそ一件落着だな」
清姫「そうですね。それで……旦那様(マスター)」
ぐだ男「なんだろうニュアンスに違和感を感じる……」
ぐだ男(……あっ、安珍の生まれ変わりとか言っちゃったんだった。どうしよう)
清姫「ま・す・た・あ」
ぐだ男「アルトリ……アルテ……マズイ誰もいなくなってる」
清姫「誰もいない事ですし……床へ参りましょう?」
ぐだ男「……はい」
―後日―
ぐだ男「よし聖晶石が集まった。今度こそいいの来い!」
パアアアアア
クロウ「ライダーのクラスで現界した。クロウ・ブルーストだ」
ぐだ男「今度はマトモそうだな」
クロウ「ところでよ……金の匂いがするぜ」
金時「呼んだか?」
クロウ「……多分お前じゃねえ」
ギル「ならば我か、守銭奴」
クロウ「あんた……俺の直感が告げてるぜ。相当な金持ちってな。……ちょっと分けてくんねえ?」
ぐだ男(また賑やかになりそうな方が来たようです)
おわり
乙
シオニーちゃんと所長並べて机バンバンしたい
クロウをパーティに入れると取得QPが減少しそう(偏見)
引用 http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1445096592/