神託の鎖
アンドロメダ(ライダー)装備時のみ、自身の宝具威力を30%UP
&ガッツ状態を1回付与(HP20%回復・他のガッツ状態と重複可能)
イラストレーター
yume32ki
解説
人はそれを当然だと思った。
神を怒らせたのだから。
誰かが愚かさと傲慢の報いを受けなくてはならないのだ、と。
それがどれだけ微力なる懇願であっても、できることはそれしかないのだ、と。
故にこそ、彼女の身体に鎖が巻かれた理由に、誰も疑問を抱くことなく。
王女は常に、その鎖と共に在るものとなった。
―――その鎖が持つ本当の意味を。
本当の輝きを、知るものは少ない。
それを真の意味で目にしたのは、王女本人と、
きっと、彼女を助けた大英雄だけ。
彼は多くの者を助けたのだろう。
多くの女も助けたに違いない。
それでも彼は迷いなく彼女を自分の妻にした。
その理由は―――何だったのか。
彼女はその鎖と共に、英雄という輝きと出会った。
では英雄は、その鎖と共に、いかなる輝きと出会ったのか。
その二つの答えは、神託の鎖だけが知る。