コヤンスカヤの野望~東海岸版~
光のコヤンスカヤ(アサシン)装備時のみ
自身がフィールドにいる間、味方全体に〔人間〕特攻状態を15%付与
&「人の力を持つ敵」特攻状態を15%付与
イラストレーター
Zap.
解説
「NFFサービスを起こした理由?
……そういえば口にしていませんでしたね。
趣味と実益をかねた起業ではありますが
人類の皆さんを苦しめたいから設立した……
というものではありません。
このコヤンスカヤには、一つの夢があるのです」
それは彼女が唯一尊敬する、ある人間へのリスペクト。
人類で初めてグラビア雑誌を作り
巨大市場で初めて服に商標権を設けた人物。
革新的な雑誌を作り、メディアの寵児になり
多くの社会的批判を受けながら人種差別と戦った者。
「尊大、やり手、完璧主義。
仕事にも性にも精力的だった風雲児。
およそ娯楽と呼べるものすべてに成功した彼が、
唯一、果たせなかった大事業―――
それがカジノリゾートの建設でした。
私はそのやり残しを残念に思い、
NFFサービスを立ち上げたのです」
ディーラー服に身を包んだ妖艶な美女は語る。
自分の権能で都市を作るのは容易いこと。
しかし、それでは意味がない。
人間たちを享楽させる都市は、
人間たちのシステムの中で築かれてこそ。
成功も破産もコインの裏表。
その悲喜こもごもを味わうため
惑星最大のカジノリゾートは開発された。
リボンにしか見えない巨大ビルは
その中心に建つ魂のシンボルなのである。
「とはいえ、お間違えのないように。
人類の皆さんの欲望など
しょせん私の髪を飾る程度のもの。
飽きてしまえば軽く摘まんで海に捨てるだけ。
くれぐれも、愛されている―――
などと、勘違いしないでくださいね?」