天草四郎陣中旗
天草四郎、装備時のみ
自身がフィールドにいる間
味方全体に(死霊と悪魔)特攻状態付与
イラストレーター
―――
解説
―――戦う時点で、敗北は決定していた。
重要なのは、戦う意志を見せること。
我らは神と共にあり、死は安らぎであると。
それでも、ただ死なせる訳にはいかなかった。
一人でも救えれば、と考え続けた。
今日の勝利は、明日の絶望へと繋がっている。
分かっている。分かっているのだけど。
我が旗よ、聞いてくれ。
彼らに罪があるとすれば、私を信じたこと。
私についてきてくれたことしかない。
我が命を喜んで捧げよう。
だから、彼らを救う方法を教えて欲しい。
だが、もし救えぬのであれば。
この戦いの結末に、彼らの命が必要なのであれば。
人を救うことを止めて、人類を救済しよう。
善も悪も、弱き民も、強き者も、
誰も彼も全て救ってみせる。
これは、ある少年が英雄であることを捨てた話。
そのエゴイズムを理解しながら、
それでもそうあろう、と願った話。